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大馬木川の急流による長い間の“浸食”と、”節理”や“甌穴”によって形づくられた約2.3kmにわたるV字峡谷で、春の新緑や秋の紅葉に彩られる岸壁や、流れを塞ぐ巨岩・奇岩を見ることができます。長さ160m、高さ45mの「舌震の“恋”吊橋」とバリアフリーの遊歩道により、どなたでも約1時間の散策が楽しめます。
可部屋集成舘は、櫻井家に代々伝わる資料の数々を集大成した歴史資料館です。櫻井家は、戦国の武将・塙團右衛門の末裔家で、1644年頃に出雲領上阿井の地に入り鉄山業をはじめ、代々の松江藩主の信頼を得て、歴代「鉄師頭取」の役を命じられました。櫻井家庭園は、7代藩主松平不昧公により流れ出る滝を“岩浪”と名付けられ「岩浪の庭」と呼ばれており、国指定名勝に数えられています。お屋敷の周りは、京都の高尾から移されたと伝わるモミジがたくさんあり、島根県で五指に入る「紅葉の名所」となっています。
絲原記念館は、松江藩の時代に「鉄師頭取」として繁栄した絲原家のたたら資料や、歴代が蒐集した調度品などを展示しています。大名茶人・松平不昧公が京都より招いた庭師・沢玄丹が考案したといわれる、奥出雲の山々を借景にした池泉回遊式の“出雲流庭園”は、国の登録記念物に指定されています。お屋敷奥の散策路「洗心乃路」の紅葉は、“インスタ映え”すると評判を得ています。
奥出雲町では、日本刀の原材料の「玉鋼」を造る「たたら製鉄」が、世界で唯一行なわれています。奥出雲たたらと刀剣館では、「たたら」の仕組みや地下構造の展示のほか、火力を上げるための「鞴(ふいご)」の体験もできます。また、毎月第2日曜日と第4土曜日には「日本刀鍛錬実演」を見ることもできます。(入館料が必要)
三段式スイッチバックで有名なJR出雲坂根駅からほど近い舞茸奥出雲では、菌床栽培の舞茸の工場見学ができますし、売店では、舞茸・椎茸・エリンギなどの試食も出来ます。また、出雲坂根駅構内で湧き出る「延命水」も引かれており、試飲や持ち帰りができます。
奥出雲多根自然博物館では、「宇宙の進化と生命の歴史」をテーマに、アンモナイトなどの化石や恐竜の骨格標本などを展示しています。ホテルとレストラン(予約制)を併設したユニークな博物館で、宿泊客には神秘な雰囲気のナイトミュージアムをお楽しみいただいています。
広島県と島根県を繋ぐ国道314号線の坂根~三井野原区間の高低差105mを一気に駆け上がるために造られた、大小11の橋梁と3つのトンネルからなる日本最大規模の二重ループの道路で、「奥出雲おろちループ」は日本神話のヤマタノオロチがとぐろを巻く様子から名づけられました。周辺の山々は、11月中旬には燃えるように紅葉します。
茅葺きの御堂の脇にそびえる樹齢400年の大イチョウが10月下旬から11月上旬に紅葉します。その間はライトアップされ、水を張った田んぼに写る様は幻想的です。イチョウの葉が御堂の屋根や庭に散って、黄色いじゅうたんを敷き詰めたような光景は素晴らしいです。お寺まで徒歩5分のところに、大型バスも停められるトイレ完備の駐車場があります。
奥出雲町在住の小林刀匠による「日本刀鍛錬実演」を、奥出雲たたらと刀剣館にある鍛錬施設で見学ができます。刀匠と一緒に「向こう槌」を打つことも出来ます。(1団体に2~3人)
櫻井家の本宅または新座敷にて、若奥様の接待で抹茶体験ができます。
熟練した蕎麦職人の手ほどきを受けながら、そば作りの工程を一から本格的に体験します。また、自分の手で打ったそばを、その場で召し上がることも可能です。