施設修繕工事の為、令和6年10月16日より当面の間休館します。
例年、12月中旬~2月下旬は閉館しております。
たたら製鉄には、江戸時代から大正時代まで操業された高殿たたらと、大正から昭和年間まで操業された角炉などがあります。
たたら製鉄が近代洋式製鉄法に経済性で対抗できず衰退していった一時期、炉を粘土製からレンガ製の高炉に替え、連続操業ができるようにしたものが角炉です。古代からの製鉄と近代製鉄技術の中間に位置し、日本的にも珍しいものとなります。角炉の炉本体は国の登録有形文化財になっています。
建物の中には、6体の人形を置き操業風景を再現。また、角炉伝承館の横には、文久元年(1861)から大正11年まで61年間操業した「槙原たたら」の地下構造が当時のまま保存されています。技術史に光を当てた貴重な展示です。